謎の家2 完全解説 5つの見どころと読んだ感想

謎の家2 完全解説 5つの見どころと読んだ感想 映画・本
謎の家2 完全解説 5つの見どころと読んだ感想

「変な家2」は、前作で人気を博した「変な家」の続編です。

今回も不思議な家の間取りが舞台となります。

前作と違うのはこの1冊の物語の中に「11の間取り」が登場する点。

この縁もゆかりのもない11の間取りが最後、どういう展開になるのか。

前作の「変な家」とはまた違う視点から不思議な11の間取りの謎を紐解いて行きます。

【まだ前作を見ていない方へ】

前作である「変な家」はなんと映画化され、大ヒット公開中!

今作の「変な家2」は前作の続きの内容ではないので、前作を読まなくも読めれる内容ですが、

「変な家」の不思議な間取りという点は変わらないので、どういった間取りが登場するのか、

ぜひ読んで知っておきたいところ。

【映画化決定!前作の「変な家」を読んでみる】

変な家2 あらすじの基本情報

ここからは、変な家2の基本的なストーリーをご紹介していきます。

※ネタバレ含みます

1.作者の元に集まった「不思議な間取り」

「変な家2」は、前作で人気を博した「変な家」の続編。

今回も間取りがストーリーのキーポイントとなる。

主人公である作者の元には、前作の「変な家」が大ヒットしたことでたくさんの「不思議な間取り」に関する情報が集まってきました。

その中で気になった11個の間取りを今作では紹介しています。

11個の間取りをただ載せているだけではなく、

それぞれそこに住んでいた人や知っている人から聞き取りを行なっており、その内容を作者が文章にしています。

私たちはその作者が聞きとりを行なってまとめた「文」の中から11個の間取りの謎を紐解いていくストーリです。

2. 11個の不思議な間取り

この物語のポイントは作者の元に寄せられた「11の不思議な間取り」

実際に本人に会いに行き、間取りについて詳しく聞いて、ストーリーが展開していきます。

  • 行き先のない廊下
  • 闇を育む家
  • 林の中の水車小屋
  • ネズミ捕りの家
  • そこにあった事故物件
  • 再生の館
  • 部屋をつなぐ糸電話
  • 殺人現場へ向かう足音
  • 逃げられないアパート
  • 一度だけ現れた部屋

(変な家2の目次より)

これだけの不思議な11の間取りが登場します。

3.不思議な教団の話

物語が進むにつれ、住んでいた住民の秘密や間取りが次々と明らかになります。

その中でも「再生のつどい」という不思議な教団の存在も明らかになりました。

  • 不思議な教団の存在
  • 開かずの部屋に隠されていたもの
  • とあるハウスメーカーの実態

このように、一見なんの繫りも関係もないと思われていた「間取り」が1本の線のようにつながっていきます。

4. 11の間取りから明らかになる秘密

物語のクライマックスでは、主人公である作者と前作で登場し、一緒に推理をした「設計士の栗原」が登場します。

これまでに得た手がかりをもとに、作者と栗原は家の秘密を完全に解き明かそうとします。

この過程で、栗原の推理で予想外の展開や衝撃的な事実が明らかになります。

作者と栗原の推理によってだんだんつながっていく11個の間取りの真実は驚くものばかりでした。

読み進めているどんどん明らかになる真実に、目が離せなくなり、先が気になり、どんどん読み進めてしまいました。

5. それぞれの未来

物語の結末では、主人公たちは家の謎を完全に解明するのですが、一見完璧にも見えた栗原の推理に作者はどこかひっかかている様子でした。

そして、その胸のモヤモヤを晴らすべく、11の間取りの中で登場したとある人物たちに会いにいきます。

そこで、本当の真実を知るわけです。

11個の間取りの中には

・すでに跡形もなくなている家

・かなり前に存在した家

などすでになくなっている家も多く、何十年も前の真実が今明らかになったケースも多くありました。

そのため、実際に関わっていた人たちはすでに新たな一歩を踏み出している人がほとんどなんです。

変な家2を読んだ感想

実際に変な家2を読んだ人の感想をご紹介していきます。

皆さんがおしゃっている通り、本当に読みやすい。

図や絵などが載っているので物語がスッと頭の中に入ってきて理解できます。

サクサクと読めるので一気に読んでしまう人が続出。

活字がそこまで得意じゃない人でもとっても読みやすい作品です。

また、情報量が多く、もう一回読み直す人も!

すべての謎が解けてからもう一度読むのも面白いかもしれません・

【変な家2を読んでみる】

まとめ

「変な家2」は、前作とは全く違うストーリーで展開されていきます。

最初読んでいると、情報量が多く、メモしたい・・・と何度も思ったぐらい推理するには覚えきれない量でした。

最終的に作者が綺麗にまとめてくれた資料のようなもの見ながら推理していくのですが、

あ、ここがここと繋がるんだと感心させられてばかりでした。

場所も年齢も違う人が住んでいた11個の間取りがだんだんとつながっていく面白さはなんとも言えません。

不思議な11個の間取りはそれぞれ、「不思議」になってしまうのには意味がありました。

実際に住んでいた人たちの人生も垣間見える話となっており、読んで損はない内容になっています。

気になる方はぜひ読んでみてください。

【変な家2を読んでみる↓】


その他のシリーズはこちらから↓

・【前作の変な家はこちらから】

・【同じ作者のシリーズ「変な絵」はこちらから】

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